先入観。
2012年07月08日(日)
答えを求めている若い人に、
答えを持っていない大人が対応するから、

「最近の大人はいけてない」

と思われるのです。

「アカンもんはアカン」

という、無理やりな理屈が通ったのは今は昔です。

なぜアカンのかの説明ができない。

昨日、

「タトゥーを入れてる彼女はどうですか」

と聞かれました。

僕は、

「一緒にスーパー銭湯に行けないのでイヤかな」

と答えました。

それだけです。

逆にその人は、

「僕は倫理的に無理ですね」

と話してくれたので、

「その場合の倫理ってなに」

の話で熱くなりました。

育ってきた環境があるので、タトゥーがいいと思う人とダメな人がいて当然です。

ただ、その理由まで、なんとなくでは話が続きません。

自分なりの答えを持っていたいのです。

それは、一般的な倫理の話ではなく、

イメージや先入観の話になります。

常識がどんどん変わっていく時代に大切なのは、

自分なりの答えをもっていることだと思うのです。
2012-07-08 | 記事へ |
物語。
ハッピーエンドかどうかは、物語をどこで切るかの問題です。

人生は続いています。

結婚式でみんなに祝福されているシーンで終わればハッピーエンドです。

でも、次の日、新婚旅行でケンカして離婚するところで切れば悲しい結末です。

離婚して、次にもっといい人と出会えたところで終わればハッピーエンドです。

いい物語になります。

映画のようにうまくいかないと思うのは続いているからです。

パート2や3どころでは終わらないのです。

そしてほとんどの映画は、最悪な状況から始まります。

最悪な状況になったら、パート2が始まったのだと思えばいいのです。
2012-07-08 | 記事へ |