期待。
2012年07月03日(火)
期待というのは無責任な希望です。

人から期待されてプレッシャーを感じるという人がいます。

それは、自分はデキる人間だと思っているからです。

自分で自分に期待しているのです。

上司が部下に、

「期待しているよ」

といいます。

この時、上司に責任感はありません。

ただの言いっぱなしです。

その言葉にプレッシャーを感じることはありません。

部下が失敗すれば自分のクビが飛ぶ、という状況では、

「期待しているよ」

という発言にはなりません。

もっと必死になるはずです。

自分ができるだけのことはして、あとは、

「祈る」です。

ここが「期待」と違うところです。

自分に期待してプレッシャーになるのはいいのです。

でも、他人の期待を背負うことはありません。

そして、

「期待しているよ」

という言葉に無責任さを実感しておくといいのです。

そういう意味でも、

「人は人に潰されない。潰れるのは自分から」

なのです。
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ボタンか道か。
それは、ボタンの掛け違いなのか、それとも道を間違えただけなのか。

ボタンの掛け違えならもう一度掛けなおす必要があります。

一度全てのボタンを外します。

道を間違えた場合も元の場所に戻るという方法があります。

ただ、道はどこかでつながっています。

行き止まりでなければどかでつながるのです。

遠回りになっても行きたい場所に、結局は行けるのです。

だから、そのままでもいい。

遠回りして、

「時間は無駄にかかったけど、いい経験をした」

と言えればいいのです。

ただ、ボタンの掛け違いはいつまでたっても平行線です。

同じ場所にいても違う道を歩んでいることになります。

道を間違えただけなら時間が解決してくれます。

その問題の根本は、ボタンか道か。

それを知るだけでも問題の本質が見えてくると思うのです。
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