時間割。
2012年07月28日(土)
「一日の内で、何時間好きなことに費やしていますか?」

と聞いてくださいました。

パッと出た僕の答えは、24時間です。

寝ることも含めて、好きなことしかしていません。

好きなものしか食べないし、読みたい本だけ読んで、

観たい映画しか観ません。

筋トレしたり、最近はたまの洗車も好きです。

開店準備や買い出しも楽しんでやってます。

特に、丸氷やカクテル用の氷の仕込みは面白い。

職人気取りです。

元々何かを作るのは好きだったんだと思います。

そして、もちろんバーテンダーとしての仕事も好きでやっています。

開店準備でいうと、トイレ掃除ですら好きです。

ちなみに、店のトイレ掃除の基準は、

「便器を抱えてしばらく滞在できるか」

というところまでキレイにします。

トイレ掃除をしている僕を見た妻が笑ってしまうほど、

便器に顔を近づけてチェックしています。

キレイになったトイレは気持ちがいい。

これで、今日もいい準備ができたと嬉しくなるのです。

好きなことばかりするのは怠け者のようですが逆だと思います。

嫌なことばかりしている人の方が、人生の選択を怠けています。

嫌なことをわざわざ選択する人はいません。

ということは、選択していないということなのです。

仕方のないこともあると思います。

それでも、選択すれば何とかなったこともあるはずです。

会社で行きたくない飲み会に行かない方法は、

人の二倍仕事をすればいいのです。

仕事ができて、しかも人の二倍の量の仕事をこなしていれば、

飲み会に行かなくても誰も文句をいいません。

この選択をせずに、飲み会に行くからつらいのです。

今更仕事を替えられない人は仕方ありませんが、

若い人には選択の余地があります。

人の二倍の仕事をしたくないような仕事は、

やりたい仕事じゃないので辞めて正解です。

それなら、好きな仕事をして、飲み会に行かない方がよほど健康的です。

先日、

「二次会を勝手に抜け出して、一人で飲みに来ました」

というお客様がいらっしゃいました。

「明日怒られるだろうなぁ」

と言っていましたが、怒られる方がまだマシだという選択をちゃんとされたのです。

そして、一人で飲みに行く。

この選択肢は誰にでもある、ということです。

ただ、その後のフォローができるかどうかです。

フォローの方が断然楽です。

酔っ払った上司より、シラフの上司の方が楽なのです。

酔っ払った上司は、酔っ払っていても全部覚えています。

無礼講だと言われても調子に乗ってはいけません。

余計面倒くさいのが、酔っ払った上司です。

だから、飲み会は行かないのが正解なのです。

行かなくていいような状況をいかに作るかに、力を注いだ方がいいのです。

嫌なことを我慢するか、好きなことのために努力するか。

我慢と努力の違いなのです。
2012-07-28 | 記事へ |