「ごめんなさい」もほどほどに。
2013年04月16日(火)
全然怒っていないときに、

「ごめん」や「ごめんなさい」

と言われるとつらいものがあります。

例えば、約束していたのに風邪で行けなくなった、というとき。

これは、仕方のないことです。

「ごめん」

と言われれば、

「いいよ。また今度行こう」

で済む話です。

それをまだ、

「本当にごめんなさい」

と言われるとつらいのです。

そこまで悪いことをされたと思っていません。

だから、許すもなにもないのです。

持っていないのに、「くれ」と言われてもあげられません。

そこで、「ケチ」と言われても困ります。

許すことがないので、許せないのに、

許せない「ケチ」な人になります。

そこまで謝られた瞬間に、自分が悪者になったような気分になるのです。

「別にいいよ」

という言葉に気持ちが乗らないのも仕方ありません。

そもそも、怒っていないのです。

何を許していいのかも分からない、

「別にいいよ」

なので、

「やっぱり、怒ってる」

と言われてしまいます。

謝ったのに喧嘩になってしまった、というとき。

二人の間で、こんなことが起こっていたかもしれません。

「ごめんなさい」もほどほどに。
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