面白いことの原因は。
2013年08月23日(金)
「何か面白いこと」は見つかりません。

大事なのは、

「自分が何を面白いと思うか」です。

そして、「何を面白いと思うか」は未来にはありません。

過去にあるのです。

今までに、何を面白いと思ったか、です。

「でも、今は興味ないし」

ということもあるでしょう。

ただ大事なのは、面白いと思ったそのものではなくて、

なぜ面白いと思ったのかです。

僕が筋トレにはまったのは、筋トレそのものが面白いのではなく、

「明らかに成長が見える」ことにはまったのです。

長距離走が大嫌いだった僕がマラソンにはまったのも、

明らかに成長が見えたからです。

語学も同じです。

英語やタイ語自体が好きなわけではなかったのです。

そして、成長曲線がどのようなものなのかを知ることによって、

いろんなことにはまることができるのです。

成長曲線は、真っ直ぐな右肩上がりではありません。

限りなく緩やかに底辺を横に進んでいき、突然グワッと上に伸びて行くのです。

成長が見られないときにいかに我慢できるかです。

突然現れる成長を信じられるかどうかです。

今、映画をたくさん見ようと思っていますが、まだまだです。

でもきっと、1000本辺りで何か見えるのではないかと思っています。

本は800冊くらい読んだ辺りで、真理が見えました。

この瞬間のために続けられるのです。

話を戻します。

面白いことを探そうと思っても見つからないとき、

自分が面白いと思ったことを掘り下げてみるのです。

絵を描くのが好きだったのなら、それの何が面白かったのかということです。

僕は中学まで、漫画を描くのが好きでした。

でもそれは、絵を描くのが好きなわけではありませんでした。

物語を作っていくのが好きだったのです。

それの表現方法に漫画があっただけでした。

小説でもよかったのです。

今は、ブログという形で表現できています。

「面白いこと」は未来にあるかもしれませんが、

「面白いと感じること」は過去にしかありません。

みんなが面白いということも、自分が面白いと感じられないと面白くないのです。

だからつまり、「面白いこと」は見つからないのです。

「面白いと感じる」ことでしか、面白いことはできないのです。
2013-08-23 | 記事へ |