視点をゴロっと変える。
2014年01月28日(火)
マラソンの小出監督がオリンピック前のQちゃん(高橋尚子選手)に、
こんなことを言ったそうです。

「金メダルのための人生じゃないぞ、人生のための金メダルだぞ」

と。

これを、いろんな言葉に置き換えると考え方に気づかされます。

金メダルをそのまま『お金』に変えても分かりやすいです。

もちろん、お金のための人生があってもいいと思います。

正解はありません。

自分はどうか、ということです。

他にも、「生活のための仕事なのか、仕事のための生活なのか」

嫌な上司に付き合うのも仕事です。

生活のために我慢しようと思うなら我慢できます。

これが、自分の時間、生活を犠牲にしてまで仕事をしている、

と思うと、たまらなくなるのです。

仕事が好きなら、仕事のための人生でももちろんいいのです。

これにも正解はありません。

「健康のためのマラソンか、マラソンのための健康か」

自分がやろうとしていることに軸ができます。

どっちか選ばなければいけない大切なことがあったとき、

それは、どっちのためのどっちか、という視点を持つのです。

「結婚のための彼女か、彼女のための結婚か」

選べない選択肢の場合は言葉を入れ替えてみます。

両方大事な場合は、それと同じくらい大切なことが他にあるのです。

結婚や彼女は何のためか。ということです。

気がつけば、目的と手段がごっちゃになってしまっています。

手段はしょせん手段なのです。

手段も大切ですが、見失ってはいけないのは目的のほうです。

なぜかうまくいかないな、というときは、逆にしてみるといいのです。
2014-01-28 | 記事へ |
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