敬語を使わない若者は、
敬語を使ってもらっていないからです。
敬語なんて英語より簡単です。
使おうと思えば使えるようになるのです。
ただ使わないだけです。
外人に日本語で話しかけた時に日本語で返ってくると、
無理をして英語を使おうとは思いません。
敬語も同じです。
大人がひたすら敬語で話してあげると、
「なんかこの人とは言語が違うぞ」
と居心地が悪くなって、言葉を考えるのです。
若者はふてぶてしいのではありません。
根性があるだけです。
敬語を使っている大人の方が耐え切れず、
タメ口で話し出すから、
「これでいいのか」と安心するのです。
これではいつまでたっても敬語を話す機会がありません。
敬語を使わない若者に、
「敬語で話せ」
と命令するのは、
「タイ語で話せ」
と言うくらい伝わりません。
それよりも、敬語の心地良さを、
実感させてあげることが大切なのです。
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