初めての水割り。
2012年05月31日(木)
初めてお酒を美味しいと感じたのは、
『バランタイン17年』の水割りを飲んだ時でした。

宝石店の社長に、ホテルのスカイラウンジでご馳走になったのです。

それ以来、スコッチの水割りは、
『バランタイン17年』が一番美味しいと思っていました。

今はどうでしょう。

スコッチの水割りを飲み比べてみました。


テーマは、「初めてウィスキーが美味しいと感じる水割り」です。

初めてというのがミソです。

ウィスキーを飲み慣れていない方を意識しました。

僕が初めて美味しいと思ったのは、飲みやすかったからです。

この初心をもう一度思い出したい。

「ウィスキーはまだ飲んだことないんです」

という方に挑戦してもらいたい『水割り』探しです。


飲み比べて気づきました。

『バランタイン17年』は初心者にはクセがあり過ぎます。

『ジョニーウォーカー黒ラベル』も同じく、
アイラモルトがしっかり効いています。

ウィスキー好きにはいいのかもしれませんが、

今回のテーマは「飲みやすさ」です。

『フェイマスグラウス』は漫画『バーテンダー』でも使われていた通り、

スコッチの香りがいい感じに残って通好みだと感じました。

でも、僕が一番だと思ったのは、

『シーバスリーガル12年』でした。

僕の店には、初めてBARに来たという方が結構いらっしゃいます。

何年も店をしていると、色んなことが当たり前になってしまいます。

どうやって注文したらいいのか分からない感覚が分からなくなってしまうのです。

アイラ島のウィスキーを美味いと感じた道のりを忘れてしまうのです。

初めはここからでした。

初心に帰ったウィスキーの水割り。

あの時の僕に飲ませてあげたい一杯です。


次の日、どうしても買いたいお酒がありました。

買ったのは『シーバスリーガル18年』


これは、今の僕に飲ませてあげたいウィスキーになりました。

バランタイン17年  ・・・1000円
ジョニーウォーカー黒・・・600円
フェイマスグラウス ・・・600円
シーバスリーガル12年・・・600円
シーバスリーガル18年・・・900円
2012-05-31 | 記事へ |