分岐点。
2012年06月25日(月)
誰かを助けたいと思ったとき、
しなければいけないのは、自分が強くなることです。

なぜならば、人は自分が弱っているときに、
誰かを助けたくなるからです。

元気な人は、弱っている人を助けたいとは思いません。

そういう人が寄って来ないし、そういう人が目に入らないのです。

助けたいと思う人と、同じ病(やまい)にかかっていないか要チェックです。

元気な人は元気な人をより元気にしていくのです。

それが相乗効果です。

負のスパイラルはその逆で起きるのです。

僕の店にも、完全に弱っている人は来られません。

昨日来られた方も、

「元気になって報告に来れるようになったので来ました」

と言ってくださいました。

元気になってきて、このままもっと元気になるために来てくださったのです。

だから僕がしなければいけないのは、弱っている人を元気にしてあげようとするのではなく、

僕自身がどんどん元気でいることなのです。

すると、目の前の人の期待に応えることができるのです。

僕が病んでいても目の前の人の期待に応えることもできます。

そういう人が来られるからです。

でも、それは僕の望むところではありません。

元気になりかけた人が、このままもっと元気になりたい。

そういう人との相乗効果が理想です。

「来て良かったです」

と言われるのは僕の力だけではなく、来るべくして来られたタイミングが良かったのです。

ここが分岐点なのかもしれませんね。
2012-06-25 | 記事へ |