ちょうどいい大きさの物、というのは意外にありません。
幅はいいけど、奥行きや高さが微妙。
というようなことはよくあります。
カウンターの中に食器棚が必要でした。
しかも、欲しかったのは、奥行きが30cmの物。
そんな食器棚は売っていません。
あっても靴箱です。
全体の奥行きが30cmということは、
中はどれだけのスペースがとれるのか、という話になります。
小さな店をしていると、1cmがどれだけ大きいか、
それこそ、あと5mmあればという世界です。
そこで、友達の大工さん登場です。
作ってくれました。
全体の奥行き30cm、中の奥行き28.7cm。
これが限界ではないかと思います。
僕がその友達にお願いするものは、いつもただの特注ではありません。
全体はこういうサイズで、中もこれだけ欲しい、しかもこれを入れたい。
という、ある意味ムチャ振りなのです。
今回の食器棚の件では、
タンサンやトニックのケースも収納したい、という注文付きでした。
友達が悩んでいる途中に、
「あ、あと引き出しも」
なんて言う始末です。
それを、作ってくれるのです。
特注ではなく、超特注です。
こういう、注文をしたい人は他にもいるのではないかと思います。
家具の大きさは、あと、もうちょっとが気持ち悪いのです。
例えば、
「このスペースで、お洒落なバーカウンターセットがあったらええな」
というようなものが欲しくなったら、相談してみて下さい。
って、僕が作るのではないのですが。
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