ついで花見。
2012年04月10日(火)
ここ数日、原付で買出しに出かける時に、綺麗な桜をたくさん見ます。

「こんなところにも桜が咲いてるんだ」

と新しい発見があります。

よく見ると、本当に、あそこにもここにも桜を見つけることができます。

わざわざ桜を見に行くこともありません。

万博の外周を抜けて、北千里公園の前を通る、

名づけて「原付お花見ロード」を堪能してきました。

やっぱり日本は美しい。
2012-04-10 | 記事へ |
解釈の仕方。
松たか子主演の映画『告白』を観ました。

娘を生徒に殺された教師が、その生徒に復習するという、

なんともまぁな映画です。

難しいのは、どう理解するかです。

結末はありますが、腑に落ちないのです。

解釈に困るのです。

誰が悪いの話をすると、やっぱり難しい。

逆に、みんな正しいと考えるのです。

告白は、その人から見た本人目線の告白です。

みんな自分は正しいのです。

正義の正しさではありません。

そうすることしかできない、その人の回答です。

採点者は自分です。

だから正しいのです。

全員が、その人目線では間違っていないのです。

「そこは違う」

と言い出すとややこしくなります。

受け入れ方の問題なのです。
2012-04-10 | 記事へ |
理想の具体化。
彼女がいないという若いお客様に、

「彼女を作るなら、その彼女に何を持っていて欲しいですか?」

と聞きました。

この質問は難しいです。

逆に女性に聞いても、よくあるのが、

「束縛しない人」や「裏切らない人」

「うそをつかない人」などの答えが返ってきます。

ないない尽くしです。

逆です。

「持っていて欲しいものは何ですか?」

というのが質問です。

「束縛しない人」を探した人は、必ず束縛に悩まされます。

では、束縛しない人は、何を持っている人でしょうか。

うそをつかない人は、何を持っている人でしょうか。

「正直な人」「素直な人」はまだOKです。

でも、それが本当に、この人しかいないという魅力になるのでしょうか。

「優しい人」は何を持っている人でしょうか。

答えが「優しさ」ならば、優しさをもっていない人の方が珍しいと思います。

「彼女にするなら、その彼女に何を持っていて欲しいですか?」

お話ししていたお客様は、もう少しのところまでいきました。

それを、言葉にするのが難しいのです。

でも、言葉にしないと理解したことにはなりません。

理想のイメージが具体化されないのです。

「これ考えるのに一日づぶせそうです」

と、楽しんでいたので答えはあえて言いませんでした。

きっと見つかると思います。

理想も彼女も。
2012-04-10 | 記事へ |
お酒ボタン。
話の流れで、「お酒って何ですか?」

と質問しました。

「弱い自分を、一瞬だけ強くしてくれるもの」

と答えてくださいました。

なるほどです。

お酒は、普段抑えている理性や、
リミッターを少しの間解除してくれることもあります。

でも、元々ない資質をお酒が引き出すことはないと思うのです。

夢を語る時にお酒を飲むといいのは、リミッターを解除できるからです。

大きな夢が語れます。

ただ、自分の中にない夢は結局お酒を飲んでも出てこないのです。

強くなれるのは、元々強さをを持っているからだと思います。

映画『キャプテンアメリカ』を観ました。

最強の兵士を作るため、筋力や身体能力を増強させる薬が開発されました。

増強されるのは、筋力だけではなく、
自分の内面も増強されてしまいます。

悪い心を持った人に薬を投与すると、
その悪い心も同時に増強されてしまいます。

だから、兵士として選ばれるのは、今ある筋力ではなく、
こころの清さが重要なのです。

お酒も時に同じ効力を発揮します。

お酒を飲むと、増強された本当のその人が見える時があります。

いい人は、もっといい人になる。

悲しい時にお酒で楽になれるのも、その人の資質です。

イライラが治まるのもお酒だけの力ではありません。

お酒は万能薬ではありませんが、自分を少しだけ助けてくれます。

それは、良くなりたいという気持ちがお酒に通じたからです。

お酒は治療薬ではありません。

ある意味で増強剤です。

だから、海外のバーでお酒を飲むと、

ちょっとしか話せなかったはずの英語が、

思ったよりも話せるようになるのです。
2012-04-10 | 記事へ |