フリン♪。
2012年04月06日(金)
「友達が不倫している」

という方がいらっしゃいました。

不倫している友達の話で、一番かわいそうなのは、

不倫している友達でも、相手の奥さんでもありません。

ましてや、その相手の男性でもありません。

その話を聞かされた、その方なのです。

不倫といえども当人からすれば恋愛です。

ただ、そこに不倫というスパイスが混じっただけです。

それを、聞かされた方は、倫理的にどうなん?

と自分の道徳感と照らし合わせて悩んでしまいます。

これは気の毒です。

最終的につらい思いをしてしまうかもしれないのは本人です。

クールに何年も不倫を続けている人もいます。

そして、そこから学べるのも本人だけです。

他人がとやかく言っても、何も変わらないし、
勉強にもなりません。

「だからあの時言ったやん」

というのは、究極の自己満です。してやったり感満点です。

そんなのは必要ないのです。

友達に対する優しさは、何があっても味方だよ。

ということだと思います。

せっかくだから、友達の不倫を認められる価値観を、
今、勉強すればいいと思うのです。
2012-04-06 | 記事へ |
脱モテキ。
「彼女ができました」

と報告してくれたお客様がいます。

彼女がいない時期も知っていましたが、
かっこいいのは、彼女ができても変わっていなかったことです。

全然気づきませんでした。

一緒に来られていた友達が教えてくれたのです。

その方は、彼女のいない時期から余裕でした。

だから、「彼女はいらない」のだと思っていました。

欲しくなればすぐにできるだろうなと思っていました。

だから、彼女ができても変わらないのです。

余裕のない人はすぐに浮き足立ってしまいます。

犬がえさをもらう前の、尻尾を振って舌を出して、
ハァハァいっている状態では、イニシアチブは取れません。

思うようにいかないのはそのためです。

「付き合っちゃいました」

という軽いのりに余裕を感じます。

彼女がベタ惚れするのもうなずけます。

余裕は、「他にも女がいる」というところでは出ません。

彼女がいなくても、自分を見失わないことが余裕なのです。

しっかり自分を持った人だから、
安心して彼女がついて来ているのです。
2012-04-06 | 記事へ |
ラフロイグ18年。
「改装祝いです」と、お客さまに、

アイラ島のシングルモルト『ラフロイグ18年』をいただきました。

美味しいと聞いていましたが、飲んだことはありませんでした。

早速、飲みました。

美味しい。

アイラ島モルト独特のピート香は抑えられていて、

それでいて、その独特のピート香の旨みが残っています。

これは旨い。

アイラモルトは熟成年数が進めば、アイラ島らしさがなくなるという声も聞きます。

飲みやすくなるのです。

ただ、このアイラらしさというのも難しい。

クセの強い、ただクサイだけがアイラらしさではないと思うのです。

やんちゃしていた少年が年を重ねて、

悪さはしなくなったけど、男気はしっかり残っている。

そんな感じでしょうか。

ピートの薬クサさが男気です。

若いうちは、ただ暴れるだけです。

それが、大人になって角が取れる。

しかし、ずっと持っている熱さ、男気は内に秘めているのです。

それを、不器用な方法で表に出す、優しさ。

その熱い優しさを、ラフロイグ18年に感じました。

N様、O様ありがとうございました。

友達の結婚を海外にまで祝いに行く。
その真っ直ぐな熱さが素敵です。

そんな熱さも混じった『ラフロイグ18年』ですね。

p.s.
お二人で二本もいただきました。
「お店で出していいですよ」とおっしゃっていただきましたので、
店で提供させていただきます。

p.s.2
片づけを忘れて、今はいただきながらこれを書いています。
2012-04-06 | 記事へ |
新入荷。
2012年04月05日(木)
「これがブランデーなんだ」

最初の感想でした。

機械を使わず、大量生産せず、

手作りで丹念に作られたブランデー。

ポールジローさんの妥協を許さない姿が目に浮かびます。

それは、香り高くて雑味がない。

これぞ、『ぶどうの蒸留酒』という感じです。

ブランデーに葡萄を感じたのは初めてでした。

「ポールジロー エクストラヴィユー(25年)」入荷しました。

一杯、1200円です。
2012-04-05 | 記事へ |
リニューアル。
嬉しくなるのは、伸び代を感じたときです。

完璧はさみしい。

ゴールは終わりです。

ゴールしてなお、まだまだがいいのです。

友達の大工さんと何かを作っていると、

「ここはこうした方がいいね」

というのがどんどん出てきます。

「ここ、もうちょっと考えてみます」

と言ってくれます。

そこが伸び代です。

「これで完璧です。ほな」

というのは何かさみしいのです。

「いい感じにできたねぇ」

と、僕が感動して、

「じゃ、今度来る時に、こことここを直しましょう」

と言ってくれます。

『使える』で終わらないのです。

少なくとも『使いやすい』まで追求してくれます。

看板に使いやすいも何も特になさそうです。

ただ置いておくだけですから。

でもそこに、使いやすさを追求するからいいものができるのです。

表の看板が新しくなりました。

伸び代を残した、ニュー看板です。
2012-04-05 | 記事へ |
ランキング。
ドリンクランキングは注文された数で計算しているので、
一人の方が同じものをたくさん飲んで下されば、当然ランクインされます。

「それはあかんのちゃうの?」

と冗談交じりで指摘されました。

迷いましたが、いいと思いました。

結婚した男性がモテるようになるのは、
余裕が出たからだけではありません。

少なくとも一人はこの人を認めたという、
安心感がついてくるからです。

ドリンクランキングにも同じことが言えます。

ランクインさせるほど好きな人がいる、
というだけで説得力になります。

ただ、そういうのがなくてもいつもランクインしているお酒は、
やっぱり人気なんですね。

3月度ランキング
2012-04-05 | 記事へ |
マイナーチェンジ。
2012年04月04日(水)
気づかれないくらいのマイナーチェンジが好きです。

気づかれないのに意味はあるのか。

気づかれるということは意識されたということです。

無意識で気持ちいいから、気持ちいいのです。

「なんか落ち着く」

の「なんか」が大事です。

この、「なんか」が分からないから落ち着くのです。

肘掛け付きのゆったりとしたソファーを置いたからといって落ち着くものでもありません。

マイナーチェンジは気づかれないくらいの小さな「なんか」
の積み重ねなのです。
2012-04-04 | 記事へ |
夢。
2012年04月03日(火)
大学から海外に数ヶ月留学しようと思うと、すごくお金がかかるそうです。

聞いてビックリしました。

「自分で手配すれば、その3分の1の値段で行けますよ」

と教えてあげました。

「あと15分で21才になります」

と、誕生日をむかえに来てくださったお客様でした。

諦めかけた夢がもう一度甦る瞬間を見ました。

それが、二十一歳の顔です。

「二十代は早いよ」

と、ご年配の人は言います。

それは、忘れてしまっているからです。

忘れられないくらいの思い出をたくさん作っておけばいいのです。

二十代が始まったばかりの夢を追いかけている顔がいい。

Happy Birthday!

どんどん輝いていきましょう。
2012-04-03 | 記事へ |
考え事。
「マスターは、27才の時と比べて考え事の量は増えましたか?」

と、27才のお客様が聞いてくださいました。

「それは、悩み事という意味ですか?」

と聞くと、

「どんなことでもいいのですが」

と答えられました。

増えました。

考え事はどんどん増えていきます。

それは、考え方が増えていっているからだと思います。

先日、「マッハ3」というタイのアクション映画を観ました。

その映画の中で、あるお坊さんが主人公に、

「影があるということは、その後ろに光があるということだ」

と言いました。

どこかで聞いたことのあるような言葉ですが、いい言葉です。

そして、最近は、ここで終わらないのです。

「では、例えるならばどういうことだろう」

と考えるのです。

丸氷を作っている1時間くらいの間は、
このテーマで考え事ができます。

「例えば失恋が影だとすると・・・」

「倒産が影だとすると・・・」

「病気が影だとすると・・・」

この答えが、考え方です。

これが増えていくと、考え事は楽しくなるのです。

だから、自分の中で悩み事が出てきた日には、

「さぁ、どれで考えていく?」

とテンションがあがります。

考え事は、費やす時間の量よりも、

考え方の量が大事だと思います。

2012-04-03 | 記事へ |
わがまま。
「わがままなので彼氏ができない」

と女性のお客様がおっしゃいました。

「例えばどんなわがままを言うのですか」

と聞いてみました。

聞かれても困ります。

問題は、わがままかどうかではありません。

男は基本的にわがままを言われるのは嬉しいものです。

甘えてもらっている気がします。

好きな人に甘えられて嫌な男はいません。

そして、よくよく聞くと、
その方もそんなにわがままな方ではありませんでした。

かわいい甘えたさんです。

それを最初から出会った人に出せない。

本当の自分を隠してしまうことを、

「わがまま」と思ってしまっているのです。

素直にわがままを言えなくてイライラしている自分を、
「わがままだから」だと思うのです。

理想が無駄に高くなってしまうのも素直になれないからです。

これはもったいないです。

本当にしたいわがままを売りにするくらいで、
ちょうどいい彼氏ができると思うのです。
2012-04-03 | 記事へ |
読書席。
2012年04月02日(月)
読みかけの本とバーボンのロック。

BGMはジャズ。

手元だけを照らす読書ライト。

背の高いイス。

(一章だけ読んで帰ろうかな)

帰宅前の自分だけの時間。

リセットと成長。

読みかけの本とバーボンのロック。


レインフォレストの柱に隠れた後ろの席は、

そんな方のためにもあるのかも知れません。
2012-04-02 | 記事へ |
二倍速。
2012年04月01日(日)
最近、映画を二倍速で観るのにはまっています。

一本観る時間で二本観る事ができます。

ただ単に、早く見たいからという理由でしたが、
これがまたいいのです。

今のDVDは邦画でも字幕を選択できます。

早送りで何を言っているのか分からなくても、
字幕を読んでいればちゃんと理解できます。

しかも、速いので集中して観ることによって理解力は深まります。

さらに、視覚からの文字情報のおかげで、記憶にも残りやすいのです。

面白いことに、その速度で映画を観たあとに本を読むと、
なぜか本も速く読んでしまいます。

昨日は、『阪急電車』と『マッハ3』を観ました。

ただ、アクション映画は速すぎると大変です。

アクションがすご過ぎて、どれだけすごいのか良く分からなくなります。

それでも、感動モノの映画はちゃんと泣けるし、
面白いシーンでは笑うこともできます。

時間がなくて映画が観れないという方。

一度、お試しください。

2012-04-01 | 記事へ |
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